Tohoku 東北大会

地域文化の魅力を伝えよう!
~2020年とその先の未来へ向かって~<東北大会>

※内容等の詳細は、当日変更となる場合がございます

ねらい
地域にはそれぞれの文化があり、祭り等の伝統文化は、住民の一体感を醸成し、郷土への愛着や誇りを深める役割も持っています。東日本大震災後の東北においても、伝統的なお祭りや神楽等の地域文化の上演が、人々を励まし、繋がりを生み出す力の一つとなりました。
本シンポジウムでは、地域文化の果たしてきた役割を事例とともに紹介し、地域文化の魅力を再認識するとともに、地域文化の継承・創造・発信を通し、文化の祭典でもある東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその先の未来にどのようにつなげていくのか、地域文化の活用とその可能性について議論します。
日程・会場
2018年12月10日(月)
14:00~17:20
(予定)
会場:いわて県民情報交流センター アイーナ(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号)

■オープニングアクト

創作市民劇「遠野物語ファンタジー」・桑島法子氏「朗読~おらおらでひとりいぐも~」
遠野物語として知られている伝承は、語り部の口伝により伝えられてきました。遠野市に伝わる民話や歴史を題材に、市民から脚本を公募し、幼児~高齢者までが一丸となって紡いだ創作市民劇「遠野物語ファンタジー」の取り組みは、地域が一体となって、文化を未来へ伝承している好例です。この取り組みは遠野市が主体となり、地域の教育機関や商工会議所等と連携する、官民学の協働により実現しました。オープニングアクトでは地元の小学生等の出演者によるパフォーマンスをお願いするとともに、遠野市を舞台とした作品「おらおらでひとりいぐも」の一節を桑島法子氏が朗読し、遠野の言葉の文化を体験していただきます。

■挨拶

主催者挨拶:文化庁
共催者挨拶:岩手県

■基調講演

吉田義人氏(プロフィール
「ラグビーを通じて感じた文化」

秋田県から世界に羽ばたいたラグビー選手として、東北文化、世界の文化、そして世界からみた東北文化について、基調講演としてお話いただきます。また子どもたちへの教育活動のなかで大切に思い、次世代に伝えていきたいと思っているスポーツにおける日本人の心や、釜石でのラグビーワールドカップに期待すること、そこで伝えたいと考えている東北文化などについても触れていただきます。

■ショートプレゼンテーション

佐藤一子氏(プロフィール
「地域文化が若者を育てるー遠野における文化プログラム」

遠野では古くから、「語り部1000人プロジェクト」や「遠野ファンタジー」など、地域文化を次世代に繋げるために教育機関等と連携をしながら地域文化の継承に向けた取り組みをしてきました。こうした、地域と連携しながら地域文化の魅力を伝えている遠野の取り組みを紹介していただきます。

橋本良隆氏(東北絆まつり実行委員会)(プロフィール
「県を越えた絆でつくる地域文化」

今年6月の東北絆まつりにおいては、盛岡市中央通の市役所前から約1.2キロメートルの区間で東北各地の祭りのパレードが実施され、来場者総数303,000人という大盛況のうちに終了しました。各県の誇る祭りが都道府県を超えた絆により繋がり、全国から多くの人を集めて地域文化の発信に繋がっている取り組みについて語っていただきます。

江良慶介氏(Reborn-Art Festival実行委員会)(プロフィール
「国内外の現代アーティストと取り組む地域文化の創造・発信」

Reborn-Art Festivalでは、石巻中心市街地と男鹿半島にて、国内外の現代アーティストたちの作り上げた作品を地元の方々の協力のもと展示するなど、様々な取り組みを行っています。こうした国内外のアーティストとの交流を通して得られた新たな文化の視点を取り入れながら、改めて地域文化の魅力に気づき、発信していく取り組みについて紹介していただきます。

懸田弘訓氏(ふるさとの祭り実行委員会)(プロフィール
「東京2020に向けた地域文化の発信」

次世代へ継承し守るべき「ふくしまの民俗芸能」を中心に、県内外の団体のパフォーマンスが2017年11月25日(土)、26日(日)に福島県浪江町で披露されました。こうした東京2020にむけた地域文化を盛り上げる方法について語っていただきながら、東京2020の後も地域の力で継続していけるような形にするための施策も含め、お話いただきます。

■基調講演

箭内道彦氏(プロフィール
「2020年とその先の未来へ向かって」

東北・福島に生まれ、日本を代表するクリエイターである箭内道彦氏に、東京2020とその先の未来にむけて、地域文化の取り組みをどのように加速させていくのかについて語っていただきます。箭内道彦氏は福島県クリエイティブ・ディレクターも務めており、「チャレンジふくしまプロジェクト」の一環として、ショート・ミュージカル・ムービー「MIRAI 2061(ミライ ニーゼロロクイチ)」等、実際に文化を通じた復興支援にも携わってこられました。東北の地域文化と東京2020を繋げる視点で語っていただきます。

■パネルディスカッション

テーマ:地域文化の魅力を伝えよう!~2020年とその先の未来へ向かって~

モデレータ佐藤一子氏(東京大学名誉教授)
パネリスト桑島法子氏(声優・ナレーター)
吉田義人氏(ラグビー元日本代表・世界選抜 / 現一般社団法人日本スポーツ教育アカデミー理事長)
橋本良隆氏(東北絆まつり実行委員会 盛岡開催幹事長 / 盛岡商工会議所 専務理事)
江良慶介氏(Reborn-Art Festival制作委員 実行委員会副事務局長)
懸田弘訓氏(ふるさとの祭り実行委員会 実行委員長)
箭内道彦氏(クリエイティブディレクター / 東京藝術大学美術学部デザイン科准教授)

■ご登壇者

佐藤一子(東北大会)

佐藤 一子
(東京大学名誉教授)

桑島 法子(東北大会)

桑島 法子
(声優・ナレーター)

吉田義人(東北大会)

吉田 義人
(ラグビー元日本代表・世界選抜現一般社団法人日本スポーツ教育アカデミー理事長)

橋本良隆(東北大会)

橋本 良隆
(東北絆まつり実行委員会 盛岡開催幹事長・盛岡商工会議所 専務理事)

江良慶介(東北大会)

江良 慶介
(Reborn-Art Festival制作委員 実行委員会副事務局長)

懸田弘訓(東北大会)

懸田 弘訓
(ふるさとの祭り実行委員会実行委員長)

箭内道彦(東北大会)

箭内 道彦
(クリエイティブディレクター・東京藝術大学美術学部デザイン科准教授)

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会はスポーツの祭典であると同時に文化の祭典でもあり、日本が誇る文化や伝統を世界へ発信する絶好の機会です。
文化庁は、日本の強みである多様性に富んだ文化を活かし、次世代へのレガシーを創り出す文化プログラムの周知・普及を図るため、Culture NIPPON シンポジウムを開催しています。